まず、排卵、ホルモン、子宮、卵管、精子の様子をみてみましょう。 不妊カップルの原因は、女性側と男性側共に50%と言われていますので、おふたり一緒に検査を受けることをおすすめしています。 これらに異常がなければ、自然妊娠できるはずです。 基礎体温もつけてみましょう。基礎体温は、治療のために使わせていただきますので、 基礎体温のグラフがあると助かります。
内診 | ・・・ | 子宮、卵巣の様子をみて、 子宮筋腫や子宮内膜症がないか診察します。 |
月経中 | ・・・ | ホルモンの基礎値の血液検査をします。 この時に基礎体温表をチェックします。 |
卵管の検査 | ・・・ | 月経の終了直後(月経が終了してから排卵前)に卵管造影検査を行います。事前にクラミジア等の検査も必要ですので 予約検査で行っております。 |
排卵期 | ・・・ | 超音波で、卵巣の卵胞や子宮内膜を観察し、排卵をチェックします。 |
精子の検査 | ・・・ | 精液量や濃度、運動率など精子の状態を調べます。 事前に説明いたしますので、病院に来られなくても、自宅で採取し持参していただくことで受けることができます。 |
初診の方は予約不要です。「なかなか妊娠しないな・・・」と思ったら、一度来院してみてください。
できるところから治療を始めましょう。
また、以下のことをまとめていただけると、診察がスムーズにすすみます。
当院へ受診されている患者様・パートナー様へ
一般不妊治療の説明、スライドの上映、また、治療の進行状況を説明、確認するための計画書を作成しております。
その都度、ご不明な点があれば、いつでもスタッフが説明致します。
何も異常が見つからなかった方は、まず、タイミング合わせです。 排卵のタイミングは、基礎体温や月経周期からは、はっきりわかりません。 排卵の少し前から通院し、超音波検査や排卵検査薬を使用しながらタイミングを合わせます。3〜5日間禁欲し、排卵日の前日か排卵日に一度タイミングを合わせてみましょう。
何か異常がみつかれば、治療します。排卵の調子が良くなければ、排卵の誘発や、ホルモン値のコントロール、ホルモンの補充をおこないます。 精液検査で軽度〜中程度の異常が見つかった場合や夫婦生活がうまくいかない場合は、 人工授精(AIH)から治療を始めることもあります。 卵管、精子に大きな問題がある場合は、手術療法や体外受精を検討していきます。 腹腔鏡などの治療もありますので、年齢やこれまでの治療など個々の事情に合わせた治療法を一緒に考えていきます。
タイミング合わせが半年以上できている方は、確率を上げる次のステップとして、人工授精をお勧めします。
当院での人工授精は、精液検査と同様に自宅で採取し、診療時間内(診察受付終了の30分前に到着)に持参していただければ、受けることができます。(事前予約、ご主人の来院は必要ありません。)
次のステップアップ(体外受精)を考えるまでに、人工授精を5〜6回はトライしてみましょう。
また、女性側の年齢が高くなると、妊娠に残された時間が少なくなるため、早めに体外受精などをお勧めすることがあります。
体外受精説明会に参加してみましょう。
令和4年4月より不妊治療が保険適用されています。
(条件により適用されない場合もあります)
説明会は予約制となっておりますので、事前にお申し出ください。
体外受精の方法、成績、リスク、費用について詳しくお話しします。
説明会終了後は、胚培養士(体外受精コーディネーター)が個々に相談をする時間を設けております。
ぜひ、ご夫婦でご参加ください。(お子様連れはご遠慮いただいております。)
他院で治療されている方は、一度当院への受診が必要です。
何も検査や治療をしなくても、次の妊娠は問題なく継続できる可能性の方が高いのですが、調べてみると治療した方がいい問題がみつかることがあります。 ホルモンの異常や抗リン脂質抗体症候群と診断されたら、治療をしながら、次の妊娠が継続できるように治療を行います。
日時 |
毎週 月、水、金曜日 16:15〜17:00(祝日除く) 完全予約制となりますので下記の申込方法にてお申込みください。 |
---|---|
場所 | 希望が丘クリニック |
対象 | 当院不妊診療に通院されているご夫婦 (他院で治療されている方は、一度当院への受診が必要です。) |
内容 | 胚培養士による方法、成績、リスク、費用(保険適応等)についての説明 胚培養士(体外受精コーディネーター)による質問の受付や今後の相談 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 参加はできるだけご夫婦での出席をお願いしております。 お子様連れはご遠慮いただいております。 受付でのお申込み、またはお電話にてお申込みください。 TEL:077-586-4103 |